編集とか渉外とかwebとかやってます、1年のナカザワです。こんにちは。

せっかく数年ぶりのリッこらですから今回は早稲田大学戸山キャンパス、通称・文キャンの話でもしたいと思います。

田舎育ちのぼくは19年間、鳥や虫などの自然の声、そして夜には暴走族のバイクが奏でる美しいメロディーを毎日のように聞いて育ってきました。そして今年、上京し期待に胸を踊らせて飛び込んだ戸山キャンパス、ガガガガガッ、毎日のように重機の心地よいハーモニーが奏でられています。正直な話、うるさいです。心の平穏などとは一切きりはなされてしまっています。これがあと3年は続くようです。

そうです新記念会堂の工事です。元々は31号館と学生会館の前にあった建物ですが、どうやら新しいものは地下にでき、地上部分は広場になるようです。名前も早稲田アリーナって名前に変わります。名称は学生らに公募されその中から早稲田アリーナが選ばれたそうですね。

↓完成予想図

https://www.waseda.jp/top/news/26496

newhallpreview_eyecatch

ちなみにこの記念会堂の工事以前は入口のスロープの工事がされていたそうです。そしてその前は…と文キャンは常に工事をしているわけです。横浜駅がサグラダ・ファミリアよりも長い間ずっと工事中であるということは有名ですが、近い将来文キャンもそういった存在になりうるポテンシャルは十分に持ち合わせているのではないかと思ってしまいます。

形あるものを残していく、そういったことは非常に重要です。その典型が世界遺産ですね。ウィキペディア先生にも聞いてみました。


世界遺産(せかいいさん)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産やそれに準ずるものが対象となっている。(Wikipedia:世界遺産より)


世界遺産の話を出したところで明らかに人類が共有すべき顕著な普遍的価値が存在するであろうあの神社を思い出してください。三重県にあります神社本庁の本宗、伊勢神宮です。伊勢神宮は天照大神を祀っており、歴史的価値は完全に世界遺産になるレベルですがなぜだか世界遺産ではありません。それは20年に1回、式年遷宮という神社の社殿を全て建て替え、神様を移すという決まりになっているためです。本来形あるものを残していくことが目的である世界遺産なので、20年に1回はぶっ壊して新築になってしまう伊勢神宮はどうやってもなり得ないんですよ。

ここまで文キャンの話から伊勢神宮の話へと急に飛んだ感じがありますが、文キャンと伊勢神宮、歴史的・宗教的価値等々の圧倒的な違いは横に置いておいて、2つとも形あるものを保たないで新しいものになっていくって点に関しては似たものを感じるなぁと思ったわけです。常に新しいものへと変わっていく、と書くとなんだかイノベーションが進んだ近未来感を感じられるフレーズに聞こえますが、形あるものを保たない、と書くと古き良きものを守らないでいるような意味合いになぜだか感じてしまいますよね。例えば以前の文キャンは建築家・村野藤吾による設計で、非常に精巧で美しい近代建築だったと聞きますし写真でもその良さは伝わってきますが、現在の文キャンはまるでその面影がありません。すごく当たり前のことを言いますが、古き良きものを守っていくことと新しいものに変わっていくことを両立するなんか悲しいことにほぼ不可能です。ではどっちを求めるかと言われたら結局人間というものは利便性を重視する傾向のほうが強い生き物です。猿が火を使い始めたときから今この瞬間までイノベーションはどんどんと進んでいます。

そういえば最近面白いものを見つけました。GooglePlay Storeで曹洞宗の公式アプリがありました。座禅の組み方とかお経とかが見られるアプリらしいです。曹洞宗とスマホアプリという一見ミスマッチな組み合わせが絶妙に面白いなと思いました。鎌倉時代より続く仏教の宗派でもIT化が進んでいるとは驚きですね。

んまぁここまで書いてきて要は何が言いたかったかと言うと、文キャンの工事はうるさいけど完成が楽しみだなってことです。ご精読ありがとうございました~

(ナカザワ)