この記事はリッこら(http://reallcolumn.ko-me.com)の過去投稿をサイト移転のため、リバイバル掲載したものです。
内容は掲載当時(2013年)のものであるため若干の違和感があるかもしれません。
ご了承ください。

こんにちは、2度目まして。デザイン局3年のマツモトです。
同期や後輩のみんなのコラムを読んでいて胸があったかくなり、衝動的にポメラに向き合っています。文章ってむずかしいね。私はついぞ記事を一枚も書かず引退をむかえようとしています。それも我が道よ。

はてさて、前回テニミュというサブカルの極みについて熱く語ってしまったわけですが、今回はバレエについて書こうと実は前々から考えておりました。というのも、私の一番はやはりミュージカルで、ブロードウェイとかオフブロ系作品に興味を持ってしまいがちなのですが、近頃バレエがとてもアツイということに気づいたからです。学部の授業がきっかけですが、実際にスワンレイクをみて、ジゼルをみて、くるみ割り人形をみて、どれもこれも本当に素晴らしく、目からウロコなのでした。台詞がなく舞踊だけですべてを表現するので、演劇・ミュージカル・オペラ等のどれとも違います。初心者にとっては厳しいようですが、事前に作品の内容を把握して、曲を把握して、マイムを把握して、ダンサーを把握して……とかなんとかちょっとでもやってからいくと、そりゃあもう100倍楽しめること請け合いです。前衛的なモダン・バレエなんかだとまた別ですよ。あくまでクラシックな、物語のあるバレエにおいては、そういった楽しみ方ができます。ちなみに、モダン・バレエもとっても素晴らしいですよ! 最近だとバランシンのニューヨーク・シティ・バレエが来日していますが、もう少し安ければ行けたのに、という心境です。来日公演は値段が高いのがとにかくネックです。日本のバレエ団の公演なら学生料金だと割とお手頃なのですが……。興味のある方は是非ググって、足を運んでみてくださいね。

さて、毎号締め切り前に海外に逃亡し局員からたくさんの恨みを買っていることで有名な私でありますが、この夏3度目のパリでオペラ座(オペラ・ガルニエ宮)を存分に堪能できたことも、こうしてバレエというテーマを選んだ理由のひとつです。バレエの歴史は主にフランスとロシアから始まっていくのですが、オペラ座バレエ団はフランスで最も古く由緒あるバレエ団体であることで有名です。ロシアでいうところのマリインスキー・バレエ団とともに、世界二大バレエ団といっても過言ではありません。オペラ座にはバレエの歴史を知ることができる博物館や図書館もついているのですが、たくさんの展示衣装に目移りし、イヴサンローランの衣装ラフにドキドキし、調子に乗ってベストバレエ曲集に散財し、まさに夢のような時間でありました。ほんと、1日くらいは余裕で滞在できますね。ベルばら好きの友人はヴェルサイユ宮殿でなら数日は過ごせると言っておりましたが、オペラ座もそんなレベルであると思います。フランスに行くことがあれば要チェックです。

と、ここからは蛇足ですが、バレエに関してはプリンセスチュチュというアニメも素晴らしいので触れさせてください。バレエって女子の憧れでもありますから、日本では意外とモチーフにされた漫画作品は多いんですが、(山岸凉子『舞姫 テレプシコーラ』などは名作です! )アニメはなかなかないんですよね。そういう意味ではほぼ唯一といっていい、珍しい作品です。その上、プリンセスチュチュはバレエの世界観がギュッと凝縮されたような内容であるため、私のようなバレエ初心者系アニオタには入門に非常に役立ちます。毎回違うバレエ作品がモチーフとなっていて、このアニメを見るだけで様々な有名作をカバーできてしまうのです。~話が眠れる森の美女、~話がコッペリア、といった感じですね。音楽もモチーフに沿ってチャイコの名曲などふんだんに使われております。とにかく何が言いたいかというと、あひるちゃんかわいいです。
すこしずれますが、もしシルク・ドゥ・ソレイユなどのショーを好きな人がいましたら、カレイドスターというアニメもオススメです。地味だけど、すごい、サーカスのアニメです。シルク・ドゥ・ソレイユは最近映画をやったり、マイケル・ジャクソンの追悼でワールドツアーやったり、割と活動的ですよね。日本公演はぶっちゃけ眠いと私の敬愛するブロガーさんがおっしゃってたのでoh……と思っていましたが、そういうのは体験してみないとわからないものです。Cirque du Soleil、直訳すれば太陽のサーカス。ちょうど来年はオーヴォが日本上陸しますし、時間があれば行ってみるのもいいですね。また新しい発見があるかもしれません。

好きな舞台をみたり、アニメをみたりしていると、世界の文化と日本の文化が近づいていくような気がして、私は嬉しくなります。舞台が好きな理由は、やっぱり歌があることかなと思ってたんですが、バレエをみたあとではもう、それだけじゃないですね。場所を変え、言葉を変え、人を変え、それでもつながっていく気がするからです。ちなみに、今私の一推しはnext to normalというミュージカルです。こんなコラムまで読んでくれてこの作品を見てる人、入るしかないですよ! 新入局員、ドシドシ。

(文責:松本彩香)