あけましておめでとうございます。リアルの2女です。

みなさんお正月はいかがお過ごしでしょうか。初詣に行ったり、実家に帰ったり、箱根駅伝を見たりと様々な過ごし方があると思います。羽根つきをしたり、凧揚げをしたり…。この辺は中々大学生になると難しいものですが、我が家では毎年欠かさずすることとして、おせち料理を食べることが挙げられます。おせち料理なんてものは年に一度、お正月の時期にしか食べる機会がありません。そういうものですから、なんだか特別な気分で、新しい一年の始まりを感じながら食べる料理です。

もともとおせちは御節供(おせちく)の略で、お正月や五節供に用いる料理のことを言ったそうなんですが、現在ではお正月に用意するごちそうのことを言っていますね。古くは、ごぼう、芋、人参、こんにゃく、大根、焼き豆腐、昆布巻などなどの精進物を主とした煮しめに加えて、祝い肴、口取り、焼き物、酢の物を重箱に詰めて食べることが一般的となっています。まあ最近では重箱に詰めないワンプレートおせちが流行っているようですが。そりゃあ一品一品つくるのなんてとても手間がかかるし見た目もカワイイ。手間暇かけて作るのはなかなか大変なことなんですね。

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ワンプレートおせちhttp://s.recipe-blog.jp/profile/15096/blog/14900261

ですが、重箱に詰めるというのには理由がありまして、一段、二段、三段と重ねていくのは幸せを重ねるっていう意味があるんです。なんと、おめでたい。

幸せを重ねる重箱の数は正式には四段とされていて、一の重、二の重、三の重、与の重と呼び、それぞれに何を入れるか決まっています。四段目を「与」とするのは四が死を連想させるからだと言われているそう。

それぞれのお重に入る料理には意味が込められています。地域や家によって多少の違いはありますが、代表的なものを紹介します。

一の重 祝い肴、口取り

*黒豆‥「まっくろに日焼けするほどマメに働けますように」

邪気払い・長寿・無病息災

*数の子‥卵の数が多いことから子孫繁栄の意

*田作り‥片口イワシを農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことにちなみ、五穀豊穣を願う。

*紅白かまぼこ‥形から日の出を表す。赤は魔除け、白は清浄を表す。

*伊達巻‥形が巻物に似ていることから文化の発展や学問成就を願う。

*たたきごぼう‥地中深く根を張ることから、家族や家業が根を張って安泰に過ごせるように願う。

*栗きんとん‥黄金に見立て金運を呼ぶ。

 

二の重 焼き物

*鯛‥「めでたい」

*海老‥「腰が曲がるまで長生きしますように」

 

三の重 酢の物

*紅白なます‥水引をかたどり、平安や平和を意味する。

与の重 煮物

*昆布巻‥「よろこぶ」

「子生」と書き、子孫繁栄を表す。

*里芋‥親芋がたくさんの小芋をつくることから、子宝に恵まれる。

*れんこん‥穴から将来を見通す。

 

こんな感じで、おせち料理には色々な意味が込められていることが分かりました。よくもまあこんなにたくさん詰め込んだなあと思わないこともないですが、とても縁起の良いお料理なんですね。昔の人が願いを込めたおせちを今もなお私たちが受け継いでいるのは実はすごいことなんじゃないかと思いました。

では最後に、謎かけをひとつ。
お正月とかけまして、このコラムをとても面白いと言ってくれた人とときます。
その心は、どちらもおせち(お世辞)がうまいでしょう。

 

今年もどうぞよろしくお願いします。